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HashiCorpからの差止命令に関する回答

Our Response to Hashicorp's Cease and Desist Letter

4月3日、HashiCorpから、OpenTofuにおける「removed」ブロックの実装について、当社の主要開発者の著作権侵害を主張する差止命令書を受け取りました。同日、同様の告発を含む記事が公開されたことも知りました。当社はこれらの主張を調査し、差止命令書、当社の回答、および調査結果であるソースコードの起源に関する文書を公開します。

OpenTofuチームは、HashiCorpのBSLコードを不正に取得、不正なソースを使用、またはその他の不正な使用をしたといういかなる示唆にも強く反対します。そのような主張は全て事実根拠ゼロです。

HashiCorpは差止命令書の中で著作権侵害を主張しています。これらの主張は完全に根拠がありません。

問題のコードは、MPL-2.0ライセンスに基づく古いコードからコピーされたものであることが明確に示せます。HashiCorpは、この機能の自社版を実装する際に、同じコードをコピーしたようです。これらすべては、当社の詳細なSCO分析、およびそれを示すHashiCorp自身のコメントからも容易に確認できます。

資料

個人に対する更なる嫌がらせを防ぐため、これらの文書から個人情報は削除されています。

結論

これらの出来事にもかかわらず、OpenTofu 1.7では、状態暗号化、「import」ブロックに対する「for_each」の実装、および最近リリースされたプロバイダープラグインプロトコルによってサポートされる全く新しい**プロバイダ定義関数**など、重要な開発を進めることができました。

その点に関して、来週新しいプレリリース版をリリースする予定であり、コミュニティからのフィードバックを熱心に期待しています。

— OpenTofuチーム


このブログ投稿の画像は、HashiCorpによってBUSL-1.1ライセンスの下でライセンス供与されたコードを含んでいます。しかし、この投稿の目的のために、当社は米国法典第17編第107条に基づく非営利的な変形的公正使用を行います。
公正使用について詳しくは、米国著作権局のウェブサイトをご覧ください。