コマンド: state
tofu state
コマンドは、高度な状態管理に使用されます。OpenTofuの使用が高度になるにつれて、OpenTofuの状態を変更する必要がある場合があります。状態を直接変更する代わりに、多くの場合、tofu state
コマンドを使用できます。
このコマンドはネストされたサブコマンドであり、さらにサブコマンドがあります。これらのサブコマンドは左側に一覧表示されています。
使用方法
使用方法: tofu state <サブコマンド> [オプション] [引数]
詳細については、左側のサブコマンドをクリックしてください。
リモート状態
OpenTofuの状態サブコマンドはすべて、ローカル状態と同様にリモート状態でも機能します。読み取りと書き込みには、読み取りと書き込みごとに完全なネットワークラウンドトリップを行うため、通常よりも時間がかかる場合があります。それ以外の場合、バックアップはディスクに書き込まれ、CLIの使用方法はローカル状態の場合と同じです。
バックアップ
状態を変更するすべてのtofu state
サブコマンドは、バックアップファイルを書き込みます。これらのバックアップファイルのパスは、-backup
で制御できます。
(listなど)読み取り専用であるサブコマンドは、状態を変更していないため、バックアップファイルを書き込みません。
状態の変更に関するバックアップは無効にできません。状態ファイルの重要性により、OpenTofuはすべての状態変更コマンドにバックアップファイルの書き込みを強制します。保存したくない場合は、これらのファイルを手動で削除する必要があります。
コマンドラインフレンドリー
状態サブコマンドの出力とコマンドライン構造は、grep、awk、および同様のPowerShellコマンドなどのUnixコマンドラインツールで使用できるように設計されています。
高度なフィルタリングと変更を行うには、OpenTofuの状態サブコマンドを他のコマンドラインツールとパイプで接続することをお勧めします。