本文へスキップ

インフラストラクチャの検査

OpenTofuの設定と状態データには、管理するリソースに関する高度に構造化された情報が含まれています。これには、依存関係情報、出力(設定の作成者がユーザーに提示するのに十分重要と考える、生成または検出されたデータの一部)、などが含まれます。

OpenTofu CLIには、このデータの検査や変換を行うためのいくつかのコマンドが含まれています。これらを使用して、他のツールとOpenTofuのインフラストラクチャデータを統合したり、インフラストラクチャに関するより深い、またはより包括的な理解を得たりすることができます。

  • tofu graphコマンドは、設定または計画された変更の集合の視覚的な表現を作成します。
  • tofu outputコマンドは、設定の最上位レベルの出力値の値を取得できます。これは、OpenTofuがプロビジョニングしたインフラストラクチャを利用する場合に役立つことがよくあります。
  • tofu showコマンドは、状態ファイルまたは計画ファイルの人間が判読できるバージョンを生成したり、他のツールと統合できる機械可読バージョンを生成したりできます。
  • tofu state listコマンドは、現在の作業ディレクトリとワークスペースによって管理されているリソースをリストし、完全なリストまたはフィルタリングされたリストを提供します。
  • tofu state showコマンドは、クラウドプロバイダーによって割り当てられた一意のIDなど、生成された読み取り専用属性を含む、現在の作業ディレクトリとワークスペースによって管理されている特定のリソースのすべての属性を出力します。