- OpenTofuの内部構造
- OpenTofuのデバッグ
OpenTofuのデバッグ
OpenTofuには詳細なログ機能があり、TF_LOG
環境変数を任意の値に設定することで有効にできます。この設定を有効にすると、詳細なログが stderr
に表示されます。
TF_LOG
をログレベル(詳細度が高い順に)TRACE
、DEBUG
、INFO
、WARN
、または ERROR
のいずれかに設定すると、ログの詳細度を変更できます。
警告
TRACE
レベルで生成されたログには、認証情報などの機密情報が含まれている可能性があるため、注意して扱う必要があります。
TF_LOG
を JSON
に設定すると、TRACE
レベル以上のログが、解析可能なJSONエンコーディングでフォーマットされて出力されます。
警告
ログファイルのJSONエンコーディングは、安定したインターフェースとは見なされません。予告なく変更される可能性があります。これは、今後提供されるツールをサポートするためのものであり、そのツールのみがJSON形式のログとやり取りするためのサポートされた方法です。
ログは、tofu自体とプロバイダープラグインで個別に有効にすることができ、TF_LOG_CORE
または TF_LOG_PROVIDER
環境変数を使用します。これらは TF_LOG
と同じレベルの引数を取りますが、ログのサブセットのみをアクティブにします。
ログ出力を永続化するには、TF_LOG_PATH
を設定して、ログが有効になっている場合に常に特定のファイルにログが追加されるように強制できます。TF_LOG_PATH
が設定されている場合でも、ログを有効にするには TF_LOG
を設定する必要があることに注意してください。
OpenTofuのバグを発見した場合は、gistなどのサービスを利用して詳細なログを含めてください。